昨日1日かけて面倒な確定申告をしました。メモとして私がお手伝いした身内の事例を載せておきます。
今回の確定申告のポイントとしては、ある一定の所得以下の人で株の配当がある場合、分離課税ではなく総合課税として申告すれば、従来は別途行う必要があった面倒な住民税の手続きがいらないので、簡単に節税できますよ〜というものらしい。
早速、ネットで調べたりYouTubeを見てやってみました。身内3人分の結果が以下のとおりです。全然違う。これはいい。
留意事項ですが、還付金額は各種控除が人それぞれなのであくまで参考となります。またケース③の場合は、課税される所得金額が330万円を超えたため、税率が上がり還付金額が少なくなったと思われます。
■ケース①身内K
給与収入670万円 配当収入15万円
分離課税の場合47,000円還付
総合課税の場合76,000円還付
■ケース②身内S
給与収入680万円 配当収入33万円
分離課税の場合13,000円還付
総合課税の場合71,000円還付
■ケース③身内A
給与収入770万円 配当収入25万円
分離課税の場合11,000円還付
総合課税の場合22,000円還付
最後に。
普通はお客様(国家の場合は国民)にとって一番得となる計算を自動的にやるのが本当のサービスというものだと思うのですが、今回のテクニックに限らず知っていれば得をする、知らなければ損をするというこの税金システム、いったい何なんでしょう。