私が一方的に尊敬している上念司氏の新刊を早速買って読みました。2時間程度で一気に読むことができました。
特に印象に残ったのが、やはりYouTubeでもいつも言われているように陰謀論にはまらないと言うことでしょうか。
これについては、私も以前トランプを応援していたとき、パウエルの言っていたことは本当だと思っていましたので、ひょっとしたら軽く陰謀論にはまっていたのかもしれません。これは私としても反省すべきところです。
何度も書かれていましたが、大事なのは情報を正しく判断すること。特にエコーチェンバーに気をつける。そして間違ったら反省して改める。当たり前ですが、これが一番大事なことです。
さて、本の構成として、前半は自身の被害体験とヨーロッパにおけるハイブリッド戦争の動きがあったんですが、私はこれはもっと短くて良かったかなと思いました。
後半の中国のハイブリット戦争の仕掛けについては特に面白く、こっちの方を充実していただいた方が良かったのではないかと思いました。紙面は倍あってもいいと思います。おそらくこっちを求めている読者も多いのでは。
なんで尖閣に一般の人が行ってはいけないのかもやっとわかりました。ただ、なんでこの理由を政府は国民に言わないのでしょうか。言えばみんな納得するのに。
最後に。私はこれをもう一冊買って後輩にあげることにしました。上念さんお疲れ様でした。これからも応援しています。いつか一緒に写真を撮りたい。