日本高野連「クラファン」で財政難を抜け出せぬ訳 | 日本野球の今そこにある危機 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
ああ、ついにこういう記事が出てしまいました。
実は私、あえて黙っていたのですが、こんなピントはずれな朝日・高野連の擁護記事を書かれてしまうのであれば私も書かねば。
この2者はもう化けの皮が剥がれているんです。高野連はしこたまお金を溜め込んでいますね。これを言わずに何がクラファンなんでしょうか。そしてそれを指摘しない東洋経済は記事失格。
まずはこちらの動画の4分過ぎから↓
第239回 新聞が電波オークションに懸念&高野連クラウドファンディング不調。日本のマスコミが腐っていることがよく分かる事案 - YouTube
高野連は、今までは19億円溜め込んでいて、去年6億円くらい吐き出したので現在の残りが12~13億円とのこと。そして、その資料が公表されているとのことではないですか。さて、どれどれ、見てみるか・・・
実際に公表されていました。
本当に12~13億円あるじゃないですか。吹き出してしまいました笑。
金をしこたま溜め込んでいるのにクラファン?何度でも笑えます。いや、再度見ると怒りさえこみ上げて来ます。
そして、ここからが私独自の視点。
実は、クラファンをやると、運営者が手数料が取れるんですよね。なんでこれを知っているのかというと、私も以前クラファンで某事業を支援したことがあるのですが、手数料がバカ高くて、「ふざけるな」と怒ったのを覚えているからです。余談ですが私は結構寄付をしています笑。
今回のA-portは「朝日新聞社」のクラウドファンディングです↓
2021年夏の甲子園 全国高校野球選手権大会にご支援を!|クラウドファンディング|A-port 朝日新聞社
手数料はこちら↓
手数料はなんと15%とのこと。高い。しかも決済手数料が+5%。え、どういうこと!?計20%が手数料とは。(簡略化のため税抜表示)
話をまとめます。
- 高野連はお金を約13億溜め込んでいるのに、クラウドファンディングを実施している。
- クラウドファンディングはよりによって朝日新聞が運営するA-portで実施。
- そこでは寄附金額の約20%*が手数料として朝日新聞に入る仕組みとなっている。目標金額が1億円なので、朝日新聞が約2000万円*の中抜きをする算段。しかも寄付をするのに税金もかかる。最低。
(※約と書いたのは、決済手数料が決済屋さんの取り分かもしれないため。まぁ朝日はいつもフェイクニュースを出しているので、ここは間違っていてもいいでしょう笑。) - 以上より、ざっくり計算で、寄附金額の2割が朝日新聞のピンはね、寄附金額の8割が高野連ということか。
- さらに、冒頭の東洋経済の記事によれば、地方高野連の中にはA-portでクラファンを実施しているところがあるとのこと。既に朝日新聞の養分か。
- 表向き高校球児のための寄付を募るクラファンだが、実態は朝日新聞への寄付を募っているのと同じこと。
よくできたシステムですね。寄付したい方はどうぞ。現在達成率12%。