1年ほど前に本屋にたくさん並んで気になっていた本です。
値段が下がってきたので、フリマで買って読みました。
タイトルの通り麻薬取締官のお話です。マトリとは何かから始まって、麻薬組織との格闘まで、大変内容が充実しております。
難しい分野かと思いましけれども、著者も書いているように読みやすさに重点を置いており、大変読みやすい本でした。
最後の人事院総裁賞受賞の章では、感動して思わずもらい涙をしてしまいました。本当にご苦労さまでした。麻薬取締官のプライドが込められた熱い一冊でした。
最後に。
映画などでたまにある、暴力団組織に何十年も潜伏して最後に一網打尽にするあの捜査は、実際どうなのかが気になります。
本編では何も言及されていませんでした。やはり隠密なのか。。。