金融資産1億円を目指すおっさんのブログ

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ファンタジスタか(その2)

前回記事の続き。 

ossan-kabu.hatenablog.com

 「冒頭から大コケの予想で始まり、ストーリーの一貫性のなさ、口から出た順のような編集、そして内容も妄想に近く、自画自賛、銀行の話は早々にどこかへ行ってしまいました。

そもそも文章がカタカナとメチャメチャなふりがなばかりで読みにく過ぎ。もうファンタジーの世界。」

 と書きましたが、順を追って説明していきます。

 

まず、最初の大コケの予想。まえがきの1ページ目。この本は2017年の出版ですが、「2018年4月に米軍による北朝鮮爆撃、直後に中国が平壌に侵攻して金正恩体制を崩壊させる」と予想しています。

→実際は当然そんなことは起こっていません。

 

この本はのタイトルは「銀行消滅」です。しかし、内容は仮想通貨から始まり、ブロックチェーンフィンテックまではまあいい。

→このあとなぜか稲田防衛大臣が夫名義で買っていた株の公開、10,000円札の廃止、森友・加計学園、富士山、民泊、訪日外国人、アマゾンとトランプの登場、そして自動運転、FRB議長の人事予想と、もう話があっちに飛んでこっちに飛んでいてわけがわからない。早々に銀行はどこかへ行ってしまいました。

 

ブログか講演会の話の内容を上から順に並べていっただけでのような内容。

→編集者は何をしている。

 

トランプ大統領の当選予想が的中と自画自賛している。

→確率50%の賭けが当たりましたね。さすがです。

 

リーマンショックのとき、「野村證券リーマン・ブラザーズを1兆円払って救済したが、本当は3倍出しただろう。」と著者は書いている。

→資料はなし。何を根拠に?

 

お財布ケータイは日本でiモードと一緒に発達してきたが、世界の競争に遅れて負けている。その理由を、金融庁がお財布ケータイにクレジット機能を許さなかったからとしている。

→iモードがダメダメすぎたからでは?

 

中国でモバイル決済が急激に進んでおり、この理由を個人認証が日本よりも強力なのでとしている。

→これは間違いではないが、一番の理由は中国の紙幣に偽札が多く、国民が紙幣を信用していないからでは? あとはリープフロッグ現象か。

 

30年前の10,000円が今の1,000円札と同じくらいの力となるくらいデフレが進んでいるという。その理由が、1,990年代末頃の東京の喫茶店やホテルでのコーヒーが一杯1,800~2,000円だったのに対し、現在はチェーン店のカフェで180円か200円でコーヒーが飲めるからとのこと。

→比較しているものがわかっているのでしょうか?

 

インフレターゲッティング理論であるインフレ目標政策が、これが今や大失敗したとのこと。

→どこがどう失敗したのか示されていないのですが?

 

仮想通貨を金や銀で保証する新しい通貨の世界が出現するということを、世界で誰よりも早く考えついたとのこと。

→それは良かったですね。ちなみに資料なし。

 

個人の金持ちは、実質アパート経営者たちであるとのこと。

→なんとなくわからなくもないが、普通は統計やグラフを出さないか?私には、アパート経営の勧誘に聞こえる。

 

通貨を、威張り腐った国家が法律で勝手に決めた法貨として批判している。

→散々通貨を非難しビットコインを押しているので、この方はビットコインだけを使えばいいのではないでしょうか。本の印税や講演会の受講料もビットコインでもらったら?なぜ円でもらっているのでしょうか(少なくとも講演会は15,000円とある)。

 

「高等数学はわからないけれども」(原文ママとのこと。

→だから、こんな本になってしまうのがわかりました。

 

フェルマーの最終定理が解けたのも実は怪しいとのこと。

→これには私も驚きました。高等数学はわからないけれどもの人が、何を言っているのでしょうか。。。世界中の数学者を否定するとは。。。

 

ブロックチェーンの秘密が円周率にあるとのこと。

→この方は、わからないものを解がないものとして理解するようです。。。

 

数学的に解がないものを、数学者たちは近似値という解ということにした。そうして、この100年の理科系の世界は無理やり成り立っている。困り果てた果てに、統計学というインチキ数学を開発させて、真の解を誤魔化したとある。

→これは世界の数学者に対する宣戦布告か?ちなみに、あらゆる分野で統計は使われていると思うのですが。この本の発行部数は何で決めたのでしょうか。。。

 

確率統計の正規分布を使って政策を考える学者や官僚たちを「バカなのだ」と言っています。

→では何の統計データを使えばいいのでしょうか。。。

 

確率統計を駆使した金融工学は大失敗して滅びたとのこと。

→私が聞いたところによると、ウォール街では理数科の博士号取得者が引く手あまたのようですが。。。

 

ファーウェイがもうすぐ世界最大のIT企業、通信会社になるだろう。グーグルもアップルも蹴倒されるとのこと。

→ファーウェイは世界中から排除されていますが。。。

 

米ドル紙幣は際限なく世界中に垂れ流れている。アメリカ帝国は自制を失い、ドル紙幣の紙キレ化とともに没落してゆく。とのこと。

→現在もドルは安定していますが。。また、没落していく国の言語をなぜこの人は文中にしつこいほど書くのでしょうか。カタカナとふりがなばかりで読みにくくてしょうがない↓

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アメリカ、中国、ロシアの3大国が協議して北朝鮮核兵器を取り上げる会談は、著者が世界に先駆けて言い出したものだそうです。

→さすがです。資料なし。

 

原爆を落とされた天皇ポツダム宣言(無条件降伏)を受諾したとある。

→どこに無条件降伏なんて書いてあるんだ?宣言文読んだことあるのか?それともワザと書いているのか。

※宣言文では「日本軍隊の無条件降伏」となっており「無条件降伏」ではない。だたの「無条件降伏」では日本国として降伏した意味となってしまう。軍隊は降伏したが、日本国としては降伏していない。これは非常に多くの人が間違えている。

 

そしてセミナーの案内。

受講料が1万5千円。1回500人集めるとか言っているので、1回750万円の収入。こんなの聞いてどうするのでしょうか。いや、4,5時間笑わせてくれるお笑い寄席と考えれば、結構いい値段かもしれません。

 

最後にこの言葉を紹介。

「私は、この、何があろうと自分のお金儲け(資産を増やすこと)しか考えない、という生き方は、きわめて正しい大人の生き方だ、と厳しく判断しています。」(原文ママと言っています。

ついに正体を現しました。もう恥も外聞もないです。脱帽。

 

この方、また早稲田か。。早稲田最近ランクが落ちていないか。。

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