前回以降に読んだ本です。
様々な言い回しのフレーズが網羅されています。丁寧な言い方が大事なのは当然なのですが、少し堅苦しすぎるような気もします。
この成毛さんも、あの有名な高橋洋一先生も、文系をケチョンケチョンに言っていて、いつも笑ってしまいます。
私もいつも同じことを考えています。残念ながら文系は理論的に物事を考える力が弱いです。
特に私立文系なんて最悪です。今は辞めていますが、私は某教育局のある諮問会議の委員をやっていました。今の受験教育はひどすぎます。
この教育に関することについては、またの機会に書きます。
さて、この本の内容はとてもいい、とってもいいのだが、問題はこの表紙のイラストが気に入らないということです。。。
よくある仕事本と内容は同じです。それを物語形式で書いているだけです。
気になったのは、心配事の98%は起きないと書かれていることです。あれ、これって、8割じゃなかったっけ?
前回の記事にもありますが、この本には8割と書かれています。
そして心配事の9割は起こらない本↓
つまり、8割、9割、98%が出てきたということです。だんだん見えてきました。 このテキトーさが。
21世紀の新しい経済とはどんなものなのかを論じている風な本です。しかし、内容が薄い。。。経済本なのか、ビジネス本なのか話が飛びまくってよくわかりません。筆者が必死にいろいろ訴えているのはわかるのですが、イマイチ話がまとまっておらず入ってこない。
「近代の学校教育は兵士を作るためのものだった」という一文は議論を呼びそうです。ちなみに私はそうは思いません。官僚を作るためだったのなら分かるのですが。。。どこがそうだったのか聞いてみたいですね。恐らくこれだけで一冊の本ができるのではないでしょうか。
なお、現代がマズローの5段階欲求のさらに上の欲求があるという概念は、なるほどと思いました。この考え方は勉強になりました。
最後に、この著者はメタップスという上場企業の社長という肩書で文中に何度も出てきますが、調べると現在のメタップスの社長は違うようですね。どこに行ってしまったのでしょうか。
(株)メタップス【6172】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス
ちなみに、現在の業績は赤字のようです。ホームページを見る限りやる気が・・・略。
時間切れです。以上。