先週は軽井沢に行っていたので、2週間ぶりの読書の記録です。この間は忙しかったので、あまり読めませんでした。
よくある仕事のノウハウの基本的なことが書かれています。
「正論は人を傷つける」は、肝に命じておきたい言葉。全くそのとおり。
文書の上書きをする箇所の色を変えておくというのは大変参考になりました。エクセルではやっていましたが、ワードはやっていませんでした。
あと、封筒は完全に開いてから捨てるというのも、なるほどと思いました。早速マネします。
飽くなき向上心に脱帽です。私の会社の人間に一冊ずつ配って読ませたい気分です。ダブルチェックを逆にやらないというのも非常に参考になりました。もうひとりいると結局甘えてしまいますから。私の隣の後輩がまさにこれ。
社員一人ひとりが活躍できる人事制度も大変すばらしいものでした。
そして最後にこの本。やってしまいました。
あまりに素晴らしすぎて、おそらく今年読んだ本のベスト3に入ります。国債とはなんぞやから始まって、日本の財政には全く問題がないことを証明しています。
国債を活用すべき事業を示し、官僚の実態も明らかにし、最後は投資指南と、充実の一冊。こんな素晴らしい本がたった1,000円ちょっととは。2,000円出しても買うべき。内容の濃さにしたら値段が安すぎです。でも新刊が買えないので現在は絶版かな。
なお、この本に出てくる財務省の役人のバイブルであるコンメンタールは、私も持っており、ときおり参照しております。