雇い止め、解雇のニュースが出てきました。
求人はたくさんあるので転職すればいいと思うのですが、何を騒いでいるのか私には不思議でしょうがないです。
記事の中の人が自分で言っているじゃないですかね。「電気・ガス・水道代が払えない」と。逆をいうと「電気・ガス・水道はほぼ確実にお金が入る」ライフラインなのです。
つまり、この業界はまず無くならない絶対安定産業なのです。通信もそうですね。以前も書いていますが、この業界は不人気で常に人を募集しています。少なくとも技術分野については。
特に電気関係が一番求人があると思われます。おそらくド素人さんでも長く働くことを約束すれば雇ってくれるところがあるはず。
作業着を着て現場で汗をかくことの何が嫌なんでしょうかね。私は技術者なので現場作業が大好きですが、最近は事務仕事ばかりでなかなか外に出られずウズウズしています。ちなみに、現場のおっちゃんたちとの雑談はめちゃくちゃ楽しいです。
この手のニュースを見るたびに、何でライフライン系に行かないのかなぁといつも首をかしげてしまいます。
まあ、好き嫌いがありますので、霞が好きな人はそれを食っていればいいのではないでしょうか。
ちなみに外国人のコロナ切りですが、もともと企業経営者が「いつでもどこでも簡単に首を切ることのできる人材」が外国人労働者なのです。それは本人がよく分かっているはずではないでしょうか。
最後にこれは持論です。どんなにAIが発達しても現場で作業する人間は絶対に必要となります。
https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2015/151202_1.pdf
例えばこのサイトの中にAIやロボットに仕事が奪われる人として建設作業員がありますが、絶対にないですねw
創造性、協調性、非定型な業務は将来においても人が担うって言っているじゃないですか。
野村総研のこれを書いた人は、現場で建設作業員が毎日試行錯誤や創意工夫をして作業したり、作業員同士が同じ釜の飯を食ってお互い信頼しているからこそ騒音で声が聞こえない中阿吽の呼吸で作業ができたり、同じ現場なんて一つもないなんていうことを知らないんじゃないですかね。
私から言わせてもらえば、被害者や遺族の感情に無関心で過去の判例や杓子定規に結論を出すことしかしない裁判官・弁護士や、融資の審査能力がなく結局不動産担保の有無でしか融資の判断ができない銀行員の方がAIで十分だと思いますがね。